〒816-0955 福岡県大野城市上大利5-3-11

092-595-1381
ACCESSHOME

大野城市 歯医者 歯科 インプラント 小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科

HOMEスタッフ紹介医院案内診療案内設備紹介アクセス

口腔機能低下症/口腔機能発達不全症

HOME»  口腔機能低下症/口腔機能発達不全症

口腔機能低下症とは

何でもかんで食べられる人の割合

虫歯や歯周病、不適合な入れ歯などのお口の要因に加えて、加齢や全身疾患など様々な要因によって、口腔の機能が複合的に低下している状態を指す疾患です。放置すると、栄養の偏りやエネルギー不足になり、全身の健康に悪影響を及ぼします。50代では約半数、60代では6割以上、70歳以上になると8割以上の方が口腔機能低下症であるとされています。
「食べ物が噛みづらい・飲み込みにくい」「お口の中が乾く」といったことでお困りの場合は、口腔機能低下症の可能性があります。

お口の機能は少しずつ衰えていくので気がつきにくいですが、40代頃から口腔機能の低下は始まっています。高齢になり、進行した状態だと、向上させていくのは難しく、時間がかかります。今、症状がなくても、口腔機能低下症を放っておくと、将来的に寝たきりになるリスクもあります。早めの対処が肝心です。まだまだ鍛えていく力がある40代頃から対策していきましょう。

診断

口腔機能低下症の診断には、口腔機能精密検査として、いくつかの検査を行います。

診断

早めの対策で維持していきましょう!

口腔機能低下症の7つの下位症状(口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下)のうち、3項目以上該当する場合に口腔機能低下症と診断されます。

お口の機能は、加齢とともに誰でも低下していくものです。 そのスピードを遅らせ、緩やかなカーブを目指しましょう。全身の健康のためにも、40~50代の早いうちからトレーニングなどの対策をはじめ、お口の機能を保ち、豊かな食事と健やかな生活を長く続けていきましょう。

口腔機能発達不全症とは(小児歯科)

口腔機能発達不全症は、18歳未満の子どもで生まれつきの障害がないにも関わらず、食べる・話す・呼吸などのお口の機能が十分に発達していない、もしくは正常な機能を獲得できていない状態をいいます。自覚症状があまりなく、お子さん本人や保護者の方も気が付いていないことが多いです。
食べこぼしが多い、いつまでも食べ物を飲み込めない、発音が不明瞭などの症状がみられる場合、口を使う機能が正常に発達していない可能性があります。また、乳児の場合は乳首をしっかり口に含むことができず、ちゃんと授乳ができないなどの症状が出ていることもあります。
小児期に正常なお口の機能が獲得できないまま成人期を過ごしていくと、口腔機能の低下に拍車がかかるとされています。

口腔機能発達不全症とは(小児歯科)

いくつか当てはまるものがある場合は、口腔機能発達不全症かもしれません。
そのまま放置すると問題が長期化し、口腔機能の発達が遅れたり、誤った動作を身につけてしまうことで身体の正常な発達を妨げる可能性があります。早期に気づき、適切に対処することが重要です。

診断

話す機能、その他の機能のそれぞれの項目について、お子さんや保護者の方に問診を行い、必要に応じて検査を行います。
 

・口唇閉鎖力測定法

口唇閉鎖力測定

口唇と舌の機能は関係していて、口唇閉鎖力の低下は口呼吸になりやすく、正常な口腔や、あご・顔面の形態や機能の成長、発育を妨げます。影響は全身に及ぶと考えられます。

・舌圧測定法

舌圧測定

舌圧は、噛みつぶしたり飲み込んだりするときに食べ物を口の中でかたまりにし、咽頭に送り込むのに強く関係しています。乳児型嚥下から成人型嚥下へ正常に発達しているかの確認にも役立ちます。


当院では上記のような診査、診断、検査をもとに、治療を行っております。心当たりがある場合は、ぜひ一度ご相談ください。

Page Top